やる気を持って働く為に

握手

大切なのは従業員満足

おもてなしの国日本ではかねてより各方面でCS(顧客満足)の向上に目が向けられてきました。一昔前には就職氷河期と呼ばれ、高学歴でも就職先が見つからない時代がありましたが、現在は少子化と高齢化が同時進行しており働き手の減少が進んでいます。そうなると経営者側として重要なのはいかに優秀な人材を自社に雇い入れる事が出来るかという事です。その点で大切になるのはCSではなくES、つまり従業員満足という事になります。ESとはEmployee Satisfactionの略で、福利厚生や職場環境を整え、社員の満足度、仕事のやる気やモチベーションを高める仕組みの事を言います。ESを高める事は、人材確保や離職率の低下に繋がり、社員のモチベーションが上がると生産性もアップします。従業員が満足して働く為には自分の仕事が適正な評価を得ている事、そして職場環境が良い事が鍵になります。評価に関しては金銭面での報酬だけでなく、非金銭的報酬がある事、職場環境に関しては人間関係やオフィス設備に不満がない事が大切です。 具体的な取り組みとしては、定期的に従業員の意見をヒアリングする機会を設ける事や、有給休暇を完全に消化させる制度にしたり、特別休暇を設けたりする事などです。また、昔の営業職では当たり前だったノルマを無くし、業績の良かった従業員をMVPとして表彰するなど、やる気に繋がるイベントを企画したりするのも良いでしょう。その他、大手企業では実際、ESの為に企業内に託児所を作ったり、社食を無償化にしたり、不妊治療を受ける女性へ妊活休暇を取らせたりという取り組みが行われています。「企業は人なり」と言われるように、会社を良くするのも悪くするのもそこで働く従業員です。ESなくしてCSはあり得ません。雇う側も雇われる側も、自分の会社は満足して働ける環境かどうか、今一度見直してみてはどうでしょうか。

Copyright© 2018 ビジネスマナーを確認しよう【会社の向上に必要な知識】 All Rights Reserved.